虚言

私の居場所が遠くに見える。
どんどん遠く小さくなっていく・・・
私一人を置いて遠ざかっていく・・・

期待も信頼も出来ない。
嘘は暴かれているのに、まだ隠そうと嘘が聴こえる。
もう聞きたくない。
聴かせないで欲しい。

私の話を聴かないように、私にも何も聞かせないで・・・
表面上の言葉など何の役にも立たないのだから。

死神

いつまでもいつまでも・・・
私の心奥底に居座る闇。
浄化される事無く溜まっていく。
それは凶器となり私を切り裂き、破壊していく・・・

破滅はもう直前。
安らぎと共に私を包みなさい。
ばらばらになった私に死神の鎮魂歌を。

さぁお休みなさい。
太陽が私を焼き尽くす前に・・・
月夜が私を打ち滅ぼす前に・・・

支配

私がいなくなれば、誰か「私」の有難味を知る人間がいるだろうか？
答えは皆無。
私一人いなくなる程度で何も変わりはしない。
哀しむ人間はいるだろうけれど、人に感謝されるような事はしていない。


私の中の不安は疑念になり、やがて支配していく。
もう、この世に私は必要ないのだと理解していく。
僅かな希望にすがり、自分を支える・・・

私はもう立ってたくのに、倒れる事はおろか、座ることさえゆるされない。
いつから私は支えきれない位の思いを抱えて立っているのだろう。
騙し騙し自分を立たせてきたのに、支配された心は、それを投げ打って自由にしろという。

私に破滅しろと・・・

疲労

私が何を思っているのか考えてくれてるのだろうか？

疲れていると自分の事しか考えられなくなる。
辛いのは本当に自分だけなのだろうか？

私が何もしてないから、何も思われないだけなのだろう。

思考回路

私がここに居なくていいと分かったから。
私は今これ以上の事は出来ないから。
いっそさよならしようか・・・

私はそのまま首を吊るのだろうか。
苦しいんだよなぁ・・・

私がもっとしっかりしていれば、私がもっと強かったら。
私がもっと幼かったら・・・

貴方は本当に心から愛してくれた？