不便

自分の思うように動けないのは本当に嫌。
私まで縛らないでよ・・・

いつかのように自由でありたい・・・
今更遅いけど。。。
どうせ何もしてくれないんでしょう？
だったら縛らないよ。
わたしは自由にしたいの・・・


愛されたい・・・
そう思うたびに、もっと身動きが出来なくなる。
静かに感情を消せたらいいのに・・・

不便な体にしたのは私。
消えたかった私。
だから君に譲るよ。
君の望む姿を残して私は隠れている。

望み

求めてたらいけない。
だから望まない。
感情を露にしたらそれこそ駄目になる。

幸せでいて・・・
そのためにあの娘の業を背負うから。
傷つくのは私だけでいい。
あの娘がいればいいのだから・・・

私は幸せを求めても手に入らないから、だからあの娘の幸せを祈る。
大事な人の幸せのためなら、私は人だって殺せる。

反対の感情もある。
破壊したい・・・
そう、私が求めたら破壊してしまう。
求めない・・・


独りではないのは知ってる。
君がいる・・・

君を求められたらいい。
君が望む私になれたいい・・・
大丈夫。私はここに居る。
君の傍に居るだろう・・・

でも、孤独でいさせて・・・
あの人を怒らせたくないの・・・
私は必要ないと、思い知らされるから。。。
解ったから。

もういいから・・・
求めたりしない。
あの娘の幸せだけ創れればそれでいい

玩具

私は玩具。
それでいい・・・
それでしか存在を認識できない。
今までそうだった。
それでいい・・・

だから、必要として・・・
私を存在させて。。。
玩具でいい。
玩具がいい・・・
だから求めて。私が壊れて使えなくなるまで・・・

つまらない玩具。
だから捨てられるでしょう？
乱暴に扱っても気にならないでしょう。
だから存在させて・・・

玩具がいい・・・
愛情無く。空っぽで
壊れるまで。。。
存在できるなら、それでいい。
玩具でいられるなら、愛情もいらない。
そんなの判らないくらい壊してくれればいい・・・

痛い

私は何処に居るんだろう？
居場所　居場所・・・
探してるの？

還ったのに、還り着いたここは何もなくて。
私の存在が無くて、、、
それを求めてたはずなのに・・・

君がいない。
君が私に語りかけてくる・・・
言葉一つ一つ　心が軋んで痛いよ。
痛くて泣いてしまっても、君は居なくて・・・
どんなに君を求めても、君に触れられなくて。

痛い。
どうしてこんなに痛いのに君の言葉を待ってるんだろう？

それでなくても

人間は嫌い。
それでも人を・・・愛情を求めてしまう。
誰か与えてくれる？
私が愛したら、それ以上に愛してくれる？

判ってるのに・・・
もう無理だと、遅いのだと・・・

逢いたい・・・
もう愛してくれない人。
元気でいるかな。。。


どうして知ってしまったのだろう？
愛情なんか知らなきゃ良かった・・・
貪欲に求めてしまう。