世界

変わらないと知っていたのに…
変えられないと諦めたのに。


私の心は掻き回され、混濁する。


裏切られ続けてきた。
これからも嘘を聞かされる…

もう知らない。
貴方がそうしたように、私も私の世界から貴方を消してしまおうか…


私の中にある真実だけあればいい。

底

最低を知ってれいばそれ以上悪くならない。

だからこそ耐えなければならないのだ…
同じ事を繰り返さぬように。


耐えるのと、底から這い上がるのとどちらが容易いだろう…

胎内

まだ見ぬ生命よ。
私の真実…

お前は私の胎内から栄養を奪いとる。
日に日に弱る私と違い、お前は元気に成長しているのだろう…

まだ見ぬ生命よ、お前のいる胎内には温もりがあるだろう。
まだ出来上がっていない体でも私を感じてくれてるだろうか？

お前は胎内からこの世の事に思い馳せているだろう。
お前に与えられる世界は残酷で哀しいものかもしれない。

それまで胎内で温かい夢を見続けるがいい。
時期がくるその日まで…


守りぬいてやる

苦しみ

苦しみも忘れられたらどんなにいいだろう…


壊れてしまった器を直す。前より大きく、頑丈に…

いっそ終わらせられたらよかった。
いっそ狂ってしまえればよかった…


何もかもわからなくなってしまえば、嘘を疑わなくてすむ。
真実に苦しまなくてすむのに…

無意味

無意味な事…
信じられない。
信じる事ができなくて、逃げ出した。


それで得するのは誰？


それは私じゃない。
変わらないよね、きっと…
あれは何のデモンストレーションだったのだろう？

私への当て付け…
だって、反省してないでしょ。

全部無意味な事だよね…