いたちごっこ

私の声が届かない。
疑えば疑うたびに嘘が剥がれ落ちて、私を抉る。

何も伝わらない。
貴方はただ取り繕うだけで、反省なんかしてなかった・・・

コンドハバレナイヨウニ・・・

私は独り空回るだけ。
哀しい、悔しい・・・

唯一の真実

ただ、愛されてみたい。
表面ばかりを取り繕うための愛に、私は疲れた。

寂しさばかり抱えて、不安のなか眠る。

約束なんて破られるのが当たり前・・・
果たされることのない約束を待ちながら私は過ごす。
守るべき約束も総てが嘘。

嘘・嘘・嘘・・・

私の中にあるのだけが真実。

貴方へ

すべてを疑わなきゃならない。
それがどんなに辛い事か貴方にはわかるだろうか？

貴方の言う言葉ひとつひとつが嘘に聞える。
私が見えないところでやましい事をしてるのだろう・・・

私はもう役には立たないから。

私はどうなるの？
これから先貴方を疑って隣で笑っていればいいの？
それが私の幸せなの・・・

違うよね。
私は今不幸せなんだよ。
とっくの昔に貴方を信用できないんだから。

一緒になれば幸せになれる。
そう思ってここまできたのに・・・
何度も何度も裏切られて、いつも聞かせられる嘘。

それがどんなに屈辱的なものかなんて貴方は想像できないでしょう。
どんなに耐えがたいが考えもしないでしょう。
貴方はいつだって私以上に傷つき、疲れているんだからね・・・

私がどれだけ苦しんできたかわからないから、何度も何度も繰り返す。
悪いと思ってないんだろう。
きっと、貴方の世界に私がいたのはほんの一時だけ。



ねえ、私は何処・・・

変わらない

あぁ、またか・・・

私はそうして諦めるしかないのだろう。
何回も何回も泣いて、叫んで訴えたのに・・・

私の声は届かなくて、かえって自分を傷付けるだけ。
わかっているのに・・・

何をしてもいいから、私はもう消えてしまっていいだろうか？
まだ見ぬ生命と共に消えてしまっていいだろうか？

私がどれだけ戦ってきたか知らないのだろう。
だから私がどれだけ苦しんでいるのか知らないのだろう・・・
伝わらないのだろう。
理解しようとしてくれないのだろう・・・


上っ面だけ。口だけ・・・
嘘で塗り固められた言い訳。

どんどん私を孤独にさせる。
哀しくさせる・・・

甘やかす

私は自分に甘い。
そう言われた・・・

今まで自分に厳しくしてきたんだから、もういいんだ。
どうせしばらくしたらまた忙しくなるんだから。
今だけでも自分を甘やかしてやりたい。

ただ寝てるだけでもいい。
何もしなくていい。